デイケア ザ・ライブ 3月号
お知らせ
暖かかったり、寒かったりしながらも、やっぱりもう春ですね。桜前線の待ち遠しい今日この頃です。14日には、待望の北陸新幹線が開通し、全国的に石川県がクローズアップされました。デイケア ザ・ライブも特別企画のプログラムを組んで、新車両の内部や駅着メロ、観光名所等を動画やスライドで鑑賞しました。早く加賀市にも線路が延びてくるといいですね。
さて、今月号からデイケア ザ・ライブで実施しているプログラムについて、ご紹介していきたいと思います。今回は昨年6月からスタートした喫茶「ほっと」についてです。当デイケアでは「生活支援型プログラム」「対人交流型プログラム」「運動系プログラム」「創作系プログラム」「体験・学習型プログラム」等、様々なカテゴリーのプログラムが用意されていますが、喫茶「ほっと」は対人交流と体験・学習に軸足を置いたプログラムの一つです。プログラムの流れとしては、
① デイケアセンターの一室を喫茶店に模様替えします。おしゃれな照明やアロマディフューザー、BGM等を準備します。
② 店員役とお客さん役に分かれます(くじ引きで決めます)。
③ お客さん役はメニュー表から飲みたいドリンクを決めます。店員役は注文をとり、伝票に記載します。
④ 店員役はドリンクの準備をして、出来上がったらお客さん役のメンバーさんに届け、接客します。
⑤ お客さん役は、ドリンク、お菓子をつまみながら、おしゃべりをしたり、メンバーさん同士で交流します。
⑥ お客さん役が退室したら、店員役は後片付けをしていきます。
このプログラムの目的は、喫茶店の疑似体験を通して接客スキルを習得したり、リラックスした空間で集団参加、対人交流の促進を図るなどが挙げられます。就労を目指す目指さないにかかわらず、接客場面を通して店員役になった時の大変さ、緊張感をメンバーさん同士で共有することで、仲間づくりのつながり、支え合いになっているように感じます。
これからも私たちは、メンバーさんが安心できる人間関係の中で、楽しみながら社会参加を目指せるよう、プログラム開発をしていきたいと思います。