デイケア・ザ・ライヴ 2月号
お知らせ
早いもので、2021年もあっという間に1カ月が過ぎました。暦の上では『春』になる2月ですが、まだまだ寒い日が続いていますね。
今月はハンドベルの活動についてお伝えします。ハンドベルは現在、隔週木曜日の午前中に開催されており、6~7名のメンバーで活動を行っています。このプログラムでは、みんなとリズムやテンポを合わせる中で協調性を養うことや協力して一つの曲を完成させる中で達成感を味わうことを大切にしており、普段の活動以外にも発表の場を設けています。今年度は夏の発表会にデイケアメンバーの前で「われは海の子」を、クリスマス会に「ジングルベル」と「赤鼻のトナカイ」を演奏しました。
1月の活動では、昨年末に行われたクリスマス会の演奏の振り返りを行いました。振り返りの中では「(演奏曲が)難しくて心折れそうになったときもあったけど、自分に負けたらあかんと思って頑張った。」「メンバーや職員と一緒だったから何とか頑張れた。」「もう少し完璧にできた気もするが、練習を長いことやってきたのでうまくできたと思う。」「「今後はみんなの間で日程調整をして直前練習をもう少ししていきたい。」という声があがりました。
また、季節の曲「雪」やメンバーどうしの話し合いで決めた「上を向いて歩こう」、「大きな古時計」の演奏練習もしました。写真は「雪」の練習をした際の様子です。最初は楽譜だけを見て演奏し、次に曲に出てくる音階や音符の長さをみんなで確認しました。その後、曲のリズムやテンポを意識して演奏する練習を繰り返していくと、メンバーの一人が「伸ばす音に気をつけるだけで音楽らしくなりますね。」「(音符のルールを聞いて)音楽の世界がグッと広がりました。」と話しておられ、リズムやテンポを意識する前と後では聴こえ方の感じに大きな変化があったことを感じたようでした。
まだ空気が乾燥し、感染症が広まりやすい時期です。連日新型コロナウイルスの感染拡大も報道されているので、しっかりと予防対策をして乗り切っていきましょう。